PR

投資用マンションが売れないのはなぜ?原因4つと、それでも売れないときの選択肢

本ページにはプロモーション(広告)が含まれています

結論:投資用マンションが売れない原因は、たいてい「価格」「利回り」「物件の条件」「売り方」のどれかです。原因が分かれば、打つ手も決まります。

「売りに出して3ヶ月、問い合わせがほとんどないんです」

売却のご相談で、こう言われることがあります。京都・大阪で20年以上、投資用マンション営業の現場にいる鍛太(けんた)です。宅建士。今日は、投資用マンションが売れないときに、現場で最初に確認する順番を書きます。

原因①|価格が「ローン残債」から決まっている

一番多いのがこれです。「残っているローンを返せる金額で売りたい」という気持ちで価格を決めると、相場より高くなりがちです。買い手は、あなたの残債とは関係なく価格を見ます。残債はあなたの事情であって、物件の価値ではありません。

まず、査定額の「根拠」を確認してください。近くの似た物件がいくらで売れたのか。その説明がない価格は、あてになりません。手元にいくら残るかの計算は、こちらにまとめています。

投資用マンションを売却したら手元にいくら残る?費用と税金を売る側の営業マンが整理する
投資用マンション売却時の仲介手数料・印紙税・抵当権抹消費用と譲渡所得税(5年の壁・減価償却の落とし穴)を現役営業マンが整理。手残りの式を先に。

原因②|利回りが、買い手の目線に合っていない

入居者がいるまま売る投資用マンションの買い手は、次の投資家です。投資家は、間取りや眺めより「この価格で、家賃はいくら入って、管理費と修繕積立金はいくら出ていくか」を見ます。

つまり、価格は利回りから逆算されます。家賃に対して価格が高すぎると、どれだけ良い物件でも、投資家の検討の候補に入りません。同じエリアの売り物件が、どれくらいの利回りで出ているかを見比べてください。

原因③|物件の条件で、買い手が限られている

築年数が古い、駅から遠い、修繕積立金の値上げや大規模修繕の一時金が予定されている、管理状態が悪い。こうした条件は、買い手の融資の通りやすさや、検討する人の数に響きます。

条件そのものは変えられませんが、伝え方は変えられます。修繕履歴、管理組合の資料、長期修繕計画をそろえて、「分からないから避ける」を減らすこと。投資家は、分からない物件ほど価格を低く見ます。

原因④|売り方が合っていない

投資用マンションの売却に慣れていない会社に任せると、買い手である投資家に情報が届きにくくなります。また、専任媒介や専属専任媒介の契約期間は3ヶ月以内と決まっています。3ヶ月たっても反応がなければ、会社を見直すのも一つの方法です。任せる相手の選び方は、別の記事に書きました。

投資マンションの売却は誰に頼む?媒介契約3種類の違いと、売る側が本音で教える相手の選び方
投資マンションの売却を誰に任せるか。一般・専任・専属専任の違いと、現役営業マンが現場で見てきた「任せる相手」の選び方を本音で解説。

それでも売れないときの選択肢

  • 価格を見直す:利回りから逆算して、投資家の候補に入る価格まで下げる
  • 空室になるのを待つ:空室なら、自分で住みたい人(実需)にも売れて、買い手が広がる
  • 不動産会社の買取を使う:仲介より価格は下がるのが一般的だが、早く確実に売れる
  • 持ち続ける:売る目的が急ぎでないなら、売り時を待つのも判断

どれを選ぶかは、「いつまでに、いくら必要か」で決まります。売り時の考え方はこちらです。

投資用マンションの売り時はいつ?売る側の営業マンが考える3つの判断軸
投資用マンションの売り時を、現役営業マンが「相場・物件・自分」の3つの判断軸で解説。天井を当てるより大事なことがあります。

まとめ

  • 売れない原因は、価格・利回り・物件の条件・売り方のどれか
  • 価格は残債ではなく、相場と利回りで決まる
  • 資料をそろえて「分からない」を減らす。3ヶ月反応がなければ会社も見直す
  • それでも売れなければ、価格・空室待ち・買取・持ち続けるの中から選ぶ

きれいごとは言いません。一緒に知識を鍛えていきましょう。

あわせて読みたい

投資用マンション売却の流れと期間。査定から引き渡しまでの7ステップと「入居者がいるまま売る」注意点
投資用マンションを売る流れを7ステップで整理。目安は3〜6ヶ月。オーナーチェンジ特有の敷金引き継ぎ・家賃精算・入居者への通知まで現役営業マンが解説。

コメント

タイトルとURLをコピーしました